アレルギー性結膜炎

アレルギー性結膜炎は、結膜(目の表面を覆っている薄い膜)がアレルギー反応によって炎症を起こす状態を指します。結膜は通常、目の保護や潤いを提供する役割を果たしていますが、アレルギー反応が引き起こされると炎症が生じ、目のかゆみ、赤み、腫れ、涙目などの症状が現れることがあります。

アレルギー性結膜炎

当院では20分で結果がわかるアレルギー検査キットを導入しています

アレルギー疾患の治療の基本は原因抗原除去・回避と薬物療法です。
当院ではアレルギーの迅速検査を実施しています。この検査では、アレルギーの原因となる主なアレルゲン8項目について、反応の有無がわかります。
指先から少量の血液を採取し、20分待てばその場で結果がわかります。
注射による採血ではないため、お子様でも検査できます。
検査実施に伴う検査料の自己負担金額はおよそ3,000円です。(3割自己負担の場合 詳細は受付まで)

(c)Phadia k.k.

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治療について

アレルギー性結膜炎の治療は、アレルギー症状の緩和を目指すことが一般的です。第一選択薬には抗アレルギー点眼薬を処方することが通常ですが、重度の場合には、ステロイド点眼薬や免疫抑制剤点眼薬を併用することがあります。しかし、これらの薬剤は特に小児への使用は緑内障などの副作用を考慮しなくてはならないので、原則、眼科専門医以外の処方は控えるよう注意喚起がなされております。アレルギーによる目の症状は必ず眼科専門医で処方を受けるようにしてください。